賃貸1LDKをSwitchBotでスマートホームにした全体像:間取りと配置、入れた順番と費用

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この記事でわかること

わが家は賃貸の1LDKです。ここで、SwitchBotの機器を14台使って、照明・カーテン・玄関の鍵・家電の電源を自動で動かしています。

一度に全部そろえたわけではありません。「電気を消し忘れた」のような困りごとが出てくるたびに、1つずつ足してきました。その結果が、いまの形です。

この記事では、次の3つを紹介します。

  • どの部屋に、何を置いているか(間取り図つき)
  • どの順番で入れて、それぞれで何が楽になったか
  • かかった費用と、賃貸で気をつけたこと

それぞれの機器の詳しい使い方や設定は、個別の記事にまとめています。この記事は、その入り口として使ってください。

わが家の配置図

わが家のスマートホーム配置図。1LDKの間取りに、ハブミニ・ハブ3・開閉センサー・ロックPro・指紋認証パッド・カーテン・人感センサー・ボット・プラグミニ・アレクサの位置を番号で示している

図の番号は機器の種類を表していて、同じ種類の機器には同じ番号を付けています。SwitchBotの機器が全部で14台、そこに10番のアレクサ(AmazonのEchoというスピーカー。話しかけると家電を操作してくれます)が加わります。

置いている機器を部屋ごとに並べると、こうなります。

場所置いているものやってくれること
玄関開閉センサー・ロックPro・指紋認証パッド外出モードのボタン、閉めたら自動で施錠、指紋で解錠
LDKハブミニ・プラグミニ ×2・ボット ×2照明とエアコンのリモコン操作、エアコンと冷蔵庫の見守り、洗面所の照明スイッチ(インターホンの横の壁にある)、マンション入口の解錠
寝室ハブ3・カーテン・プラグミニ・アレクサ「おやすみ」で消灯、カーテンの自動開閉、季節家電のオン・オフ
トイレ・洗面所人感センサー ×2・ボット(トイレ)入ると照明が点き、いなくなると消える

ポイントは、中心になるハブを2台に分けていることです。ハブは、リモコン家電への指示や、ほかの機器とインターネットの橋渡しをする機器です。LDKのハブミニがエアコンと照明を操作し、寝室のハブ3は枕元で「おやすみ」のボタンとして使っています。ハブ3の位置からはエアコンまで赤外線が届かないので、役割を分けました。ハブを2台にしているのはわが家の間取りと使い方の都合で、始めるときは1台で十分です。

入れた順番と、それぞれで楽になったこと

1. ハブミニ:リモコン家電をスマホと声で操作する

最初に入れたのがハブミニです。照明とエアコンのリモコンを覚えさせて、スマホや声で操作できるようにしました。声で操作するには、アレクサ(Amazon Echo)などのスマートスピーカーを別に用意して、アプリで連携させます。ハブミニ自体がマイクで声を聞き取るわけではありません。

居間と寝室の照明は、リモコンで操作するタイプのシーリングライトです。これがハブミニと相性がよく、壁のスイッチに触らずに点けたり消したりできるようになりました。ここから先の自動化の多くは、「ハブミニに照明を消してもらう」形で動いています。

2. 開閉センサー:出かけるときにボタン1つで照明をまとめて消す

次は玄関ドアに開閉センサーを貼りました。ドアの開け閉めを検知するセンサーですが、わが家でいちばん使っているのは、本体についているボタンです。

靴を履いてこのボタンを押すと、居間と寝室の照明がまとめて消えて、カーテンも閉まります。玄関で「寝室の電気、消したっけ?」と引き返すことがなくなりました。作り方は外出モードの記事で紹介しています。ペットがいるので、エアコンは外出モードの操作に入れていません。

ドアの開け閉めの検知も使っています。帰宅してドアが開くと居間の照明が点き、ドアが閉まると玄関の鍵がかかります(鍵の話は5で紹介します)。

3. カーテン:朝に開いて、夕方に閉まる

寝室のバルコニー側の窓にSwitchBotカーテン(カーテンを自動で開け閉めする機器)を付けました。レールに引っかけるだけで、工具は使いません。

いまは、日の出に合わせて静かに開き、17時半に閉まる設定で毎日動いています。外出モードのときも一緒に閉まります。片開きのカーテンなので、1台で足りています。

4. ボット+人感センサー:トイレと洗面所の電気の消し忘れをなくす

トイレと洗面所の照明は、リモコンではなく壁のスイッチです。ここにはボット(スイッチを物理的に押す小さなロボット)と、人感センサーを組み合わせました。

人が入るとセンサーが反応してボットがスイッチを入れ、動きがなくなるとトイレは3分、洗面所は5分で消えます。運用はもう半年以上になりますが、消し忘れはなくなりました。設定の詳細は人感センサーで照明を自動化した記事にまとめています。

ボット

人感センサー

5. ロックPro+指紋認証パッド:鍵を取り出さずに出入りする

玄関の鍵にはロックProを付け、ドアの外側に指紋認証パッドを置きました。帰ってきたら指紋で開けて、出かけるときはドアを閉めるだけで鍵がかかります。鍵を取り出す場面はなくなりましたが、故障や電池切れに備えて、カードキーは財布に入れて持ち歩いています。

わが家の玄関はカードキーの電気錠で、そのままでは取り付けられませんでした。ロックProの高さを合わせる台を自作したり、ドアが閉まったことを開閉センサーで検知して施錠する仕組みにしたりと、工夫が必要でした。マンション入口のオートロックで締め出されたときに備えて、インターホンの解錠ボタンを押すボットも置いています。このあたりの全体像はキーレス生活の記事で紹介しています。

ロックPro

指紋認証パッド

このあと、寝室に2台目のハブとしてハブ3を足しました。枕元に置いて、寝る前に押す「おやすみ」のボタンとして使っています。

6. プラグミニ:季節家電のスイッチと、家電の見守り

最後がプラグミニです。コンセントと家電の間に挟むと、スマホでオン・オフでき、消費電力も見られます。1台目は冬の電気毛布用に使っていましたが、エアコンと冷蔵庫の見守りにも使うようになって3台に増えたのが、いちばん最後でした。いまは3台を、役割を分けて使っています。

  • 寝室:冬は電気毛布、夏はサーキュレーター。21時にオン、朝7時にオフのスケジュールで動かしています
  • エアコン・冷蔵庫:電源は触らず、消費電力を見て「ちゃんと動いているか」を確認しています。ペットのために24時間つけているエアコンを、外出先から見守れるのが安心です

プラグミニで自動のオン・オフに向いているのは、コンセントに電気が来れば動き出す単純な家電です。使える電力にも上限があるので、つなぐ前にプラグミニの記事の注意点を確認してください。

消費電力をもっと細かく記録したくなって、自作のアプリまで作りました。その話はからくりメーターの記事にあります。

この構成をそろえる費用の目安

いま使っている機器を、SwitchBot公式ストアの通常価格で合計するとこうなります(2026年9月時点)。実際に払った金額ではなく、これから同じ構成をそろえる場合の目安です。

機器台数参考価格(税込・1台)
ハブミニ15,480円
ハブ3116,980円
開閉センサー13,480円
カーテン3(U型レール用)18,980円
ボット(電池タイプ)34,980円
人感センサー23,480円
ロックPro117,980円
指紋認証パッド(Suicaタッチ対応)110,980円
プラグミニ31,980円
合計14台約9万2千円

アレクサ(Amazon Echo)と、ボットの取付台・玄関の台などの小物は含めていません。

SwitchBotの製品は、セールの時期に価格が下がることがあります。買う前に価格を確かめて、欲しくなったものから1つずつ足していくのが、負担の少ないやり方です。

賃貸で気をつけたこと

賃貸なので、壁に穴を開けたり、はがせないもので固定したりはしていません。

  • 貼る機器は、貼る面を選ぶ:開閉センサーやロックProは、付属の両面テープで固定します。壁紙のようにはがすと傷みやすい面は避けて、ドアやドア枠の塗装面・金属面に貼るのが基本です。わが家のロックProは、ドアに磁石で留めた自作の台の上に貼っているので、ドアには直接貼っていません
  • 両面テープが弱いところは、取付台を使う:ボットは最初、壁スイッチまわりに直接貼っていましたが、はがれてきました。いまはスイッチのプレートのネジと一緒に留める取付台を使っていて、壁に穴は開けていません
  • 工具がいらないものから選ぶ:カーテンはレールに引っかけるだけ、プラグミニはコンセントに挿すだけ、ハブはUSBケーブルで電源をとるだけです

これから始める人へ

わが家の順番をそのままなぞる必要はありません。いちばん困っていることを解決する機器から始めるのがおすすめです。

困っていること最初にそろえるもの費用の目安詳しい記事
リモコン家電をスマホや声で動かしたいハブミニ約5,500円ハブミニ
特定の家電の消し忘れが気になるプラグミニ約2,000円プラグミニ
出かけるときの消し忘れが気になるハブミニ+開閉センサー約9,000円外出モード

費用は上の表と同じ公式の通常価格です。声で操作したい場合は、アレクサ(Amazon Echo)などのスマートスピーカーが別に必要です。

買う前に確かめておくこと

  • 自宅のWi-Fiとスマホ:設定はすべてスマホのSwitchBotアプリで行います。Wi-Fiにつなぐ機器は、2.4GHz帯のWi-Fiが必要です
  • リモコン家電かどうか:ハブミニが操作できるのは、赤外線のリモコンで動く家電です
  • 取り付ける場所の形:カーテンはレールの種類、ロックProは玄関の鍵のツマミの形、ボットは壁スイッチの形によって、付けられないことがあります。それぞれの記事の「買う前に」の節で確かめてください

1台入れて「これは便利だ」と感じたら、次の困りごとに進む。わが家もそうやって、ここまで来ました。