SwitchBotカーテンでできることは?片開き1台のわが家の使い方と設定をやさしく解説

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この記事でわかること

カーテンの開け閉めは、毎日の小さな家事です。朝開けて、出かける前に閉めて、夜また閉める——1回ずつは数秒でも、毎日続くと「誰かが代わりにやってくれたらいいのに」と思う瞬間があります。SwitchBotカーテンは、カーテンレールに取り付けた小さなモーターが、その開け閉めを代わりにやってくれるデバイスです。

この記事では、SwitchBotカーテンが何ができて、何を設定できるかを、片開き1台で実際に使っているわが家の目線でひとつずつ紹介します。

  • どんなデバイスか(買う前チェック表と対応レールの確認方法つき)
  • できること6つと、それぞれの設定のポイント
  • 必要台数の考え方(「両開きは2台」の定説と、片開きなら1台で足りるわが家の実例)
  • 各機能に「わが家では使っている?」の注釈つき(✅=使っている/⬜︎=まだ使っていない)

公式サイトの焼き直しにならないよう、機能ごとに「片開き1台で毎日使っている家」としての正直な使用状況を添えました。具体的な自動化の作り方・体験談は外出モードの実例記事にまとめているので、この記事は「このデバイスで何ができるか」を知る入り口として読んでもらえるとうれしいです。

どんなデバイス?(買う前チェック表と対応レールの確認)

SwitchBotカーテンは、カーテンレールに本体を引っ掛けて、モーターでレールの上を走ることでカーテンを開け閉めしてくれるデバイスです。レールごと交換する電動カーテンレールと違って工事がいらないので、賃貸の家でも取り入れられます。

現行の最新モデルは「SwitchBotカーテン3」。U型・角型レール用とポールタイプ用でモデルが分かれていて、買うときに自宅のレールに合わせて選びます。細かい数字は以下のとおりです(公式サイトの製品ページ・2026年7月時点。わが家で使っているのもこのカーテン3・U型/角型レール用です)。

項目内容(カーテン3)
型番U型/角型レール用 W2400001/ポールタイプ用 W2400002(※1)
本体サイズ・重量42 × 51 × 173 mm・280g
充電USB Type-C(3350mAhリチウム電池内蔵)。別売のソーラーパネル3で自動充電も可
バッテリー満充電で最大8か月
対応レール市販の約99%のカーテンレールに対応(U型・角型・ポール)
静音性QuietDriftモード=秒速5mm・運転音25dB以下
パワー最大16kgのカーテンまで(公式の実験条件による値。ポールタイプ用は最大15kg)
価格公式価格8,980円(税込・2026年7月時点)。セールで2〜3割下がることも

※1:型番は製品ページの仕様詳細には載っていないため、公式ストア・販売店の商品情報によります。

わが家の個体は購入履歴で確認したところ、カーテン3(第3世代)のU型/角型レール用(W2400001)でした。つまり上の表はカタログの数字であると同時に、この記事で書いている実体験の土台でもあります。

対応レールの確認3ステップ

買う前のレール確認は必須です。やることはシンプルで、

  1. 自宅のカーテンレールをスマホで撮る(レールの断面の形が分かるように)
  2. 公式サイトの対応レール一覧と見比べて、U型・角型・ポールのどれかを判定する
  3. 窓が両開きか片開きかを見て、必要な台数を決める

装飾レールや特殊な形のレールでは取り付けられない場合もあるので、ここを飛ばして買うのがいちばんの失敗パターンです。

カーテンレールに取り付けたSwitchBotカーテン本体。ランナーの間にぶら下がる形で固定される

設置そのものは工具いらずです。レールに本体のフック(ローラー)を掛けて、アプリでデバイスを追加し、全開・全閉の位置を覚えさせる「キャリブレーション」という初期設定をすれば準備完了。本体はカーテンの裏に隠れるので、部屋側からはほとんど見えません。

カーテンができること6つ

機能ごとに「どういう機能か」「設定のポイント」「わが家では使っている?」をセットで紹介します。凡例は ✅=使っている/⬜︎=まだ使っていない です。

スマホがカーテンのリモコンになる(アプリ操作・開度%指定)

SwitchBotアプリから、全開・全閉はもちろん、「30%だけ開ける」のような開き具合のパーセント指定(開度%指定)ができます。

設定のポイント:最初のキャリブレーション(全開・全閉位置の記憶)を正確にやっておくこと。ここがズレると、開き具合の指定もズレます。

わが家では ✅ 使っています。手動で動かしたいときはアプリから。開き具合の指定は、レースカーテンとの兼ね合いで時々使う程度です

ボタン1つで照明と一緒に動く(シーン・オートメーションからの操作)

SwitchBotアプリには「シーン」「オートメーション」という、複数のデバイスをまとめて動かす組み合わせを登録しておく機能があります(アプリの実際の画面名なので、この記事でもこの言葉のまま使います)。ここに、カーテンの開け閉めを組み込めます。

設定のポイント:やってほしいこと(アプリでは「実行」欄)に「カーテン → 開ける/閉める/開度%」を追加するだけ。照明など、ほかのデバイスの操作と並べて登録できるのがポイントです。

わが家では ✅ 毎日使っています。外出モードのオートメーションに「閉める」を入れていて、玄関のボタン1つで照明の消灯と一緒にカーテンが閉まります(この閉動作も静音モードの全閉指定です)。わが家の主な使いみちです

決まった時間に自動で開け閉め(スケジュール実行)

「平日7時に開ける」のような時刻指定と、日の出・日の入りに連動した開け閉めを設定できます。朝は自然の光で起きる、夜は暗くなったら閉める、という王道の自動化はこの機能で作ります。

設定のポイント:アプリのデバイス画面からスケジュールを追加し、時刻・曜日・動作を指定するだけです。

わが家では ✅ 使っています。日の出に合わせて開き、17時半に自動で閉まる設定で毎日動いています。朝の開けは静かにゆっくり動くモード(QuietDrift)にしていて、基本は部屋がだんだん明るくなって自然に目が覚める、目覚まし時計より気持ちのいい起き方です(音については後述のとおり、完全にゼロではありません)

その日の明るさに合わせて動く(光センサー連動)

周りの明るさを感じ取り、明るくなったら開ける・暗くなったら閉めるといった連動ができます。時刻で決めるスケジュールと違って、その日の実際の日の光に合わせて動いてくれるのが特徴です。ただし注意点がひとつ——この連動には別売のソーラーパネルが必要です(わが家のアプリで確認したところ、本体だけでは光センサー連動を設定できませんでした)。

わが家では ⬜︎ 使っていません。ソーラーパネルを持っていないのがひとつ、開け閉めがスケジュール(日の出・17時半)と外出モードで足りているのがひとつです

手で少し引けば、あとは自動(タッチ&ゴー)

カーテンを手で少し引くと、本体がそれを感じ取って、残りを自動で開け切る/閉め切ってくれる機能です。アプリを開かずに操作できるのが利点で、カーテン3では公式の機能紹介にも挙げられています。

わが家では ✅ 動く状態にしています。ふだんはスケジュールと外出モードで自動化されているので出番は多くありませんが、「今だけちょっと開けたい」ときに手で少し引くだけで済むのは便利です

声だけで開け閉めできる(音声操作・ハブ経由)

SwitchBotハブ(ハブミニ等)を組み合わせると、アレクサやGoogleアシスタントに「カーテンを開けて/閉めて」と話しかけて動かせます。

設定のポイント:ハブ経由でカーテンをクラウドにつなぎ、音声アシスタント側でSwitchBotスキル(連携)を有効にします。

わが家では ✅ 使っています。ハブミニと組み合わせて、手がふさがっているときの開け閉めに便利です

自動化のなかでのカーテンの役割:「動かされる側」

SwitchBotの自動化は、きっかけ(アプリでは「条件」と呼ばれます)と「やってほしいこと」の組み合わせで作ります。シーンでも「オートメーション」(きっかけに応じて自動で実行してくれる機能。これもアプリの実際の画面名です)でも、考え方は同じです。そのなかでカーテンは、基本的に動かされる側のデバイスです。

  • 動かされる側として:開ける/閉める/開き具合の指定。シーン・スケジュール・オートメーションのどれからでも呼び出せます
  • きっかけとして:基本的に出番なし。「カーテンが開いたら◯◯する」のような使い方は考えなくて大丈夫です

自動化を考えるときは、開閉センサーやボタン、時刻などをきっかけに置いて、カーテンは「動かされる側」として組み込む、と覚えておくと迷いません。

コラム:片開きなら1台で足りる

機能の話とは別に、これだけは買う前に伝えたい話です。よく「両開きカーテンなら2台必要」と言われます。これ自体は正しくて、両開き(左右2枚を中央から開け閉めする掛け方)はカーテンの「動く端」が2か所あるので、デバイスも2台要ります。

ただし、それはあくまで両開きの話。片開き運用のわが家は1台で足りています。わが家は寝室のバルコニー窓(掃き出し窓)で、カーテンの長さの都合で1枚を片側に寄せる片開きにしているため、動く端は1か所。動かすデバイスも1台で済む、という理屈です。

閉めた状態の寝室カーテン。上端のレール部分に本体が収まり、閉めればほとんど目立たない

「カーテンの長さや幅の都合でもともと片開き」という家は意外とあるはずで、自分の窓を見てから買うだけで必要台数(=予算)が半分になることがあります。2台前提で諦めていた人こそ、一度自宅の窓を確認してみてください。

組み合わせるともっと便利:わが家の外出モード

カーテン単体でも動きますが、本領を発揮するのは、ほかのデバイスと組み合わせたときです。わが家の実例は、玄関の開閉センサーのボタン1つで「照明の一括消灯+カーテンを閉める」を実行する外出モード。閉め忘れの防止と、日中の留守が外から分かりにくくなる防犯効果を兼ねています。具体的な設定手順はSwitchBotで外出時にワンボタン全消灯:開閉センサーとオートメーションで作る「外出モード」実例にまとめています。

買う前に知っておいてほしいこと

  • 動作音はゼロではありません。モーターでレールを走る以上、通常モードでは「ウィーン」という動作音がします。QuietDriftモード(静かにゆっくり動くモード・運転音25dB以下)にすればかなり抑えられ、わが家も朝の自動開けはこのモードで毎日動かしています。ただ正直に書くと、筆者はわりと神経質なタイプで、眠りが浅いタイミングだと静音モードの音でも目が覚めることがあります。ふだんは光のほうで自然に起きられていますが、「静音モード=無音」ではない、というのは知っておいてください
  • レールの形の事前確認は必須。対応をうたうレールは幅広いものの、形によっては取り付けられないことがあります。「届いたのに付かない」が最悪のパターン。前述の3ステップを必ず踏んでください
  • 充電の手間はあります。数か月に一度とはいえ、カーテン裏の本体を思い出して充電する必要があります。忘れた頃に「電池残量低下」の通知が来るタイプの手間です。別売のソーラーパネルで解消できますが、その分の追加費用はかかります

まとめ

  • SwitchBotカーテンは、工事いらずでカーテンの開け閉めを自動化してくれるデバイス。アプリでの開け閉め(開き具合の指定つき)・シーン・スケジュール・光センサー・タッチ&ゴー・音声操作が主な機能で、自動化のなかでは「動かされる側」を担当する
  • わが家で毎日動いているのはスケジュール(日の出に開・17時半に閉)と外出モードの「閉める」。タッチ&ゴーや音声操作は補助的な出番で、使っていないのは光センサー連動だけ
  • 「両開きは2台」が定説だけれど、片開きなら1台で足りる。買う前に自分の窓の掛け方とレールの形を確認するのがいちばん大事
  • わが家は日の出に開いて17時半に閉まるスケジュール+静音モードで運用中。朝はおおむね、明るくなっていく部屋で自然に目が覚める(静音モードでも音は完全ゼロではない)
  • 動作音・レール対応・充電の手間という注意点はあるけれど、どれも事前に知っていれば納得できる範囲

どこから始めるか迷ったら、まずは自宅の窓とレールをじっくり眺めるところからどうぞ。