SwitchBot開閉センサーは何ができる?わが家の使い方と設定をやさしく解説

本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。詳細は プライバシーポリシーをご覧ください。

この記事でわかること

玄関のドアに、手のひらに収まる小さなセンサーを貼る。たったそれだけで、「ドアが開いた・閉まった」がスマホでわかるようになり、玄関には「押すと家じゅうの照明が消えるボタン」まで増える——SwitchBot開閉センサーは、そんなデバイスです。

この記事では、この開閉センサーが何を感じ取れて、何を設定できて、家の自動化の「きっかけ」として何に使えるかを、ひとつずつ紹介します。

  • どんなデバイスか(型番W1201500のスペック表つき)
  • できること5つと、それぞれの設定のポイント
  • 自動化の「きっかけ」として使える条件の一覧表
  • 各機能に「わが家では使っている?」の注釈つき(✅=使っている/⬜︎=まだ使っていない)

公式サイトの焼き直しにならないよう、機能ごとに「玄関ドアで実際に使っている家」としての正直な使用状況を添えました。「外出モード」のような具体的な自動化の作り方・設定手順は別記事にまとめているので、この記事は「このデバイスで何ができるか」を知る入り口として読んでもらえるとうれしいです。

どんなデバイス?(買う前チェック表つき)

細かい数字は、付属の取扱説明書から抜粋しました(2026年7月時点。型番などは公式サイトの製品ページには載っていないため、手元の取説を出典にしています)。製品の最新情報はSwitchBot公式サイトの製品ページでどうぞ。

項目内容
型番W1201500
本体サイズ・重量70.5 × 25.5 × 23mm・43g
マグネットのサイズ・重量35 × 12 × 12.5mm・13g
電池単4電池×2(電池寿命は通常約3年※)
通信方式Bluetooth(外出先からの確認やクラウド連携にはハブミニ等のハブが必要)
内蔵センサー開閉(磁気)+モーションセンサー+光センサー
動体検知範囲最大5m・感知角度は水平90°/垂直55°(室温25℃の実験条件による値)
動作温度・湿度-10℃〜60℃・20〜85%RH

※室温25℃で1日80回の開閉・40回のボタン押しなどを行う条件での公称値です。

価格は実売3,000円前後(2026年7月時点。セール時はもう少し下がることが多いです)。本体はBluetoothでつながるタイプなので、外出先からの通知やほかのデバイスとの連携まで使うなら、ハブ(センサーとインターネットの橋渡しをしてくれる機器)が実質必須です。わが家はハブミニと組み合わせています。

開閉センサーができること5つ

機能ごとに「どういう機能か」「設定のポイント」「わが家では使っている?」をセットで紹介します。凡例は ✅=使っている/⬜︎=使っていない です。

ドアの「開いた・閉まった」がわかる(開閉検知)

磁石の力で本体とマグネットの離れた・近づいたを感じ取り、「開いた/閉じた」の状態や履歴をアプリで確認できる、いちばん基本の機能です。ハブがあれば、外出先からも「いまドアは閉まっているか」を確認できます。

設定のポイント:本体とマグネットを貼り付ければ、それだけで動きます。ただし貼る位置の条件(下端をそろえる・間隔30mm以内)を外すと誤認識のもとになります(あとで詳しく触れます)。

わが家では ✅ 使っています。帰宅してドアが「開いた」のを合図に、居間の照明が自動で点く設定にしています。夜、鍵を開けて入った瞬間に部屋が明るくなるので、暗い中でスイッチを探す動作がなくなりました

押すと家じゅうが動く「ボタン」になる(アクションボタン)

本体についている小さなボタンです。SwitchBotアプリには「シーン」「オートメーション」という、「この合図が来たら、これを実行する」という組み合わせを登録しておく機能があり(アプリの実際の画面名なので、この記事でもこの言葉のまま使います)、このボタンをその合図に割り当てられます。つまり玄関に「押すと家じゅうが反応する物理スイッチ」を増やせる機能で、開閉センサーを「センサー+ボタン」の1台2役にしてくれる、わが家イチオシの機能です。

設定のポイント:アプリのオートメーション作成画面で、条件(きっかけ)に開閉センサーの「ボタンが押された」を選び、やってほしいこと(照明を消す等)を組み合わせます。ほかのデバイスを動かすにはハブが前提です。

わが家では ✅ 「外出モード」(照明をまとめて消してカーテンも閉める)の合図として毎日使っています。作り方は外出モードの解説記事でどうぞ

玄関ドアに設置したSwitchBot開閉センサー。左が本体(アクションボタン付き)、右がマグネット

ドアの前の「動き」を感じ取る(動体検知)

本体の前を横切る動きを感じ取るモーションセンサーが内蔵されています。届く範囲は最大5m・水平90°/垂直55°(室温25℃の実験条件による値)。専用の人感センサーほど置き場所の自由はありませんが、ドア前の人の動きを拾えます。

設定のポイント:「動きを感じたら○○する」という自動化のきっかけに使えます。次に紹介する「外出検知・在宅検知」の判定材料にもなります。

わが家では ✅ 使っています。ただし朝5時〜8時だけ有効という時間帯つきで、「動きを感じたら居間の照明を点ける」設定です。玄関の前にトイレがあるわが家では、朝起きてトイレに向かうと自動で照明が点きます。時間帯で区切っているのは、日中や夜の出入りでいちいち点かないようにするためで、この「時間帯と組み合わせる」のが動体検知を実用にするコツだと感じています

「出かけた・帰ってきた」を自動で見分ける(外出検知・在宅検知)

ドアの開け閉めと動体検知の順番を組み合わせて、「外出した」「帰宅した」を自動で判定してくれる機能です。これをきっかけにすれば、ボタンすら押さない全自動の外出モード・帰宅モードも、理屈のうえでは作れます。

設定のポイント:アプリで外出検知/在宅検知をオートメーションの条件として選びます。判定の精度は、ドアの前でどれくらい動きがあるか(設置環境)に左右されます。

わが家では ⬜︎ 使っていません。ペットがいると留守中もセンサーが動きを拾ってしまい、間違って発動するおそれがあるので、確実な手動ボタン方式を選びました

開けっ放しをスマホに知らせてくれる(通知)

ハブと組み合わせると、ドアが開いたときや開けっ放しのときに、スマホへプッシュ通知を送れます。留守中にドアが開いたら知らせてもらう、といった防犯目的にも使える機能です。

設定のポイント:ハブとの連携が前提です。アプリの通知設定から、知らせてほしい条件をオンにします。

わが家では ⬜︎ まだ設定していません。今後の防犯用として検討中です

なお、スペック表にある光センサーは、単体で細かく設定して使うタイプの機能ではないため、この記事では詳しくは触れません。

自動化の「きっかけ」に使えるのはどれ?

この記事の主役です。開閉センサーがシーン・オートメーションのきっかけ(アプリでは「条件」と呼ばれます)として選べるものを一覧にしました。「うちなら何に使えそうかな」と眺めてみてください。

きっかけいつ動く?こんな使い方ができるわが家では
開いたときドア(窓)が開いた瞬間帰宅時の照明ON、防犯通知の起点✅ 帰宅時に居間の照明ON
閉じたときドア(窓)が閉じた瞬間閉め忘れ確認、換気終了の合図⬜︎
ボタンが押されたとき本体のアクションボタン押下外出モード等、任意の自動化の手動発動
動体検知したときセンサー前の動きを検知ドア前の人感ライト的な使い方✅ 朝5〜8時のみ居間の照明ON
外出検知開閉×動体の組み合わせで「外出」と判定全自動の外出モード⬜︎
在宅検知開閉×動体の組み合わせで「帰宅」と判定全自動の帰宅モード⬜︎

押さえてほしいポイントは2つです。

  • 開閉センサーは「動かされる側」にはなれない。照明やカーテンのように「シーンやオートメーションから操作されるデバイス」ではなく、あくまで合図を出す側の専門です
  • ほかのデバイスを動かすにはハブが実質必須。センサー本体はBluetooth接続のため、わが家はハブミニ経由で使っています

わが家の使い方:ボタン1押しで「外出モード」

わが家で毎日使っているのは、きっかけ「ボタンが押されたとき」→ やってくれること「照明をまとめて消す+カーテンを閉める」という、シンプルな組み合わせです。玄関で靴を履いてボタンを1回押すだけで、家じゅうが外出状態になります。

ハブミニ・カーテンとの具体的な組み合わせ方と設定手順は、SwitchBotで作る「外出モード」の記事で解説しています。

買う前に知っておいてほしいこと

  • 電池で動きます(単4電池×2・公称で約3年)。寿命は長めですが、切れるとこのセンサーを合図にしている自動化ごと止まります。残量はアプリでたまに確認するのがおすすめです
  • 貼る位置は意外とシビア。取扱説明書に明記されている「本体とマグネットの下端をそろえる」「間隔は30mm以内」の2つを外すと、閉めても「開いたまま」と誤認識するなど、開閉の検知が不安定になりえます。貼る前にドアを閉めた状態で仮当てして、位置を決めてから貼ってください。ボタンとして使うなら、自然に手が届く高さかどうかも位置決めの条件に入れてください
  • 賃貸でも貼れます。壁紙のような剥がれやすい面は避けて、ドアやドア枠の塗装面・金属面に付属の両面テープで貼るのが基本です。心配なら、下地に養生テープを貼ってからセンサーを付ける方法もあります

玄関ドア全体で見た開閉センサーの設置位置。朱色の枠の部分が開閉センサー(下はスマートロック)

まとめ

  • SwitchBot開閉センサーが自動化のきっかけにできるのは開け閉め・ボタン・動き・外出/在宅の6種類。合図を出す側の専門で、「動かされる側」にはなれない
  • ドアの開け閉めがわかるだけでなく、押すと家が動く物理ボタンとして使えるのが最大の特徴。わが家の主な使いみちもこれ
  • 外出・帰宅の自動判定はペットのいる家庭とは相性がよくないので、わが家は手動ボタン方式を選択
  • 通知系(開けっ放し・防犯)はハブが前提。まだ使っていない機能も多いけれど、あとから使いみちを育てていける拡張性がある

どの機能から使い始めるか迷ったら、まずはボタン1押しの外出モードからが手堅いと思います。